はるひの大原野プロジェクトがグッドデザイン賞2019授賞
株式会社さかき建築工務も正会員として参加する、NPO法人京都くらし方研究会が開発した分譲住宅、はるひのプロジェクト（大原野上羽町プロジェクト）がグッドデザイン賞を受賞しました！
受賞に際して、2019年10月31日、グランドハイアット東京で「グッドデザイン賞受賞祝賀会」が開催されました。
株式会社リヴ 波夛野社長
株式会社マサミガーデン 吉村社長
株式会社小野建設設計 小野社長
と共に私もに受賞祝賀会へ行ってきました。
はるひのプロジェクトは、工務店6社が会社の垣根を越えて、自然環境と集落が調和するデザイン住宅を開発した共同事業です。
審査委員の評価
６棟の住宅群からなる小規模な住宅地開発プロジェクトである。
通常であれば、一つの工務店が全体を計画・施工する規模であるが、それを敢えて同じNPO(「NPO法人京都くらし方研究会」)に所属する６社が、それぞれ１棟を担当する事業構造を取っている。
マスターアーキテクトである建築家をプロジェクトに引き込み、各社で相談・調整を繰り返すことで、全体が調和した住宅群を作り出した訳だが、その成果は一つの好ましい住宅地が生まれた以上の価値がある。
この地域で建設業を生業とし実質的に町の景観を作っている工務店群がこのプロジェクトで協働することで、組織化し、デザインの作法や考え方を開発・共有したことこそが真の成果であるのだろう。
調和を保った町へと更新していく基底を作り出したのである。
そのような公共的意義の高い取り組みを、民間業社の共同で自発的に行った事実は、全国の手本となるべきであり、高く評価したい。
とのことです。
これを励みに、私たちは今後も頑張ってまいります！
【参考】
分譲住宅 [はるひの・大原野] | 受賞対象一覧 | Good Design Award